Proton上のドラゴンクエスト11S(Definitive Edition)体験版の動作

Last modified: 2021-07-28

記事公開時点では体験版のみの動作確認(新規に始めて、4人パーティになって最後のセーブ地点でセーブを行うまでを確認済み)となる。体験版では2Dモードが選択できないため、3Dモードのみの確認となる。
Web上の他の方々の報告によると、5.13系の最新バージョンや6.3系のProtonで製品版も動作するとのこと。

動作確認に使用したハードウェア環境とソフトウェア環境

ハードウェア環境

  • CPU: AMD Athlon 220GE
  • GPU: AMD Radeon Vega 3
    • VRAMは1GiBの割り当て設定
      • これより少ないとVRAM容量がネックになってしまう印象がある

ソフトウェア環境

  • OS: Ubuntu 20.10, 21.04 (LXQt上で実行)
  • Proton: Proton-5.21-GE-1, 6.0-GE-1
  • DXVK: GE版Protonに付属するasync版
    • DXVK_ASYNC=1指定
      • 描画の遅延(黒い表示)がたまに起こる
  • Mesa: 21.1.x系

画質設定とフレームレート

ここで数値を出しているフレームレートは、4人パーティになった後のフィールド上や戦闘中のものとなる。

1920x1080で各種設定が既定値だと10fps台前半程度しか出なかったため、設定を見直すことに。

手元のハードウェアでは画質とフレームレートとのバランスを考えて以下の項目を設定。

  • 解像度設定: 1280x720
  • アンチエイリアシングクオリティ: 1
  • ポストプロセスクオリティ: 1
  • シャドウクオリティ: 1

これで17-28fps程度のフレームレートが出るようになったが、更に “スクリーンパーセンテージ” (内部的な解像度)を変更して負荷を下げてフレームレートが出るように設定。

  • スクリーンパーセンテージ: 75

75%にしたところ、25-38fps程度のフレームレートが出るようになり、一番最初に見た重い動作のときの画質と比べるとそれなりに見劣りするものの、多くの場面で30fpsを超えるようになった。

Proton使用時の体験版からの引き継ぎ特典の取得

手元の環境では製品版未購入のため、実際には確認していない。

体験版の最後まで進めて保存したセーブデータを製品版で読み込ませると貴重な成長用アイテムである “スキルのたね” が3つ製品版で手に入るとされる。

ところが、Protonを使用すると、Steamの仕様により仮想のWindowsストレージ環境(Proton用のWindowsアプリケーション実行環境)が体験版と製品版とで別々に用意されるため、製品版から体験版のセーブデータを読み込めるようにする必要がある。

体験版のセーブデータは以下にある。

  • 日本語版(Japanese): [Steam Library]/steamapps/compatdata/1295550/pfx/dosdevices/c:/users/steamuser/My Documents/My Games/ドラゴンクエスト XI S 体験版/
  • 英語版(English): [Steam Library]/steamapps/compatdata/1295550/pfx/dosdevices/c:/users/steamuser/My Documents/My Games/DRAGON QUEST XI S DEMO/

これを製品版の[Steam Library]/steamapps/compatdata/1295510/pfx/dosdevices/c:/users/steamuser/My Documents/My Games/へコピーするなどして製品版から認識されるようにすると、このセーブデータから特典を得て先をプレイすることができた、という報告がWeb上にある。