WebメールサービスのHotmailは後継のOutlook.comでIMAP4に対応しており、一方でPOP3も引き続き利用できる。
ここでは、GNU/Linuxで利用可能なメールクライアントSylpheedでOutlook.comをIMAP4もしくはPOP3で利用するための設定についてを扱う。
以下はメニュー “設定 - アカウントの編集” のアカウント一覧からアカウントを追加もしくは編集したときの “アカウントの設定” ダイアログの中の設定項目となり、既定値から変更する部分についてを記述している。
IMAP4とPOP3のいずれの設定についても、受信用サーバの設定値が記事公開時点の{imap,pop}-mail.outlook.com
からoutlook.office365.com
に変わっている。2021年夏時点では古い設定でも動作はしているが、そのままではいずれ動かなくなるかもしれない。
“サーバ情報” を以下のように設定
項目 | 設定値 |
---|---|
プロトコル | IMAP4 |
受信用サーバ | outlook.office365.com |
SMTPサーバ(送信) | smtp-mail.outlook.com |
ユーザID | (メールアドレス) |
パスワード | (パスワード) |
“認証” の “SMTP認証(SMTP AUTH)” にチェック
587
を入力993
を入力“サーバ情報” を以下のように設定
項目 | 設定値 |
---|---|
プロトコル | POP3 |
受信用サーバ | outlook.office365.com |
SMTPサーバ(送信) | smtp-mail.outlook.com |
ユーザID | (メールアドレス) |
パスワード | (パスワード) |
“認証” の “SMTP認証(SMTP AUTH)” にチェック
“SMTPポートを指定” にチェックし、ポート番号587
を入力
“POP3ポートを指定” にチェックし、ポート番号995
を入力
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